2009年9月24日木曜日

【F1】クラッシュゲートまとめ

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ルノーのクラッシュゲート問題がついに終結しましたね。
最終的にフラビオの永久追放、シモンズの5年間追放、ルノーチームは執行猶予2年の出走停止。
こういった処分が下されたわけですが、皆様どう思われますでしょうか。

私は、むしろシモンズこそ永久追放じゃ?と思いました。
彼がいないことによる損害(有能エンジニアだからね)もあるので、また復帰できるようにしたんでしょうけどね。
そこだけちょっと微妙です。
でもチームに執行猶予が付いたのは、まあ妥当かなという感じ。


このクラッシュゲート問題は、シモンズが提案・計画したものをフラビオが承認、
そしてピケ子にも話し、おそらく2009年の契約を代償に詰め寄り、実行に移されたものなんだと思います。
(オフィシャルが発表している情報、証人のコメントなどから推測)

まずここで問題なのは
「ピケ子、なにOKしてんだよオマエ」
ということなのですが……。(いや、私でもNOとは言えないけどさ……笑)
どうやら噂によると(※あくまでも噂)、その夜彼は物凄く青ざめた顔で頭を抱えながらホテルのロビーを通ったらしいので、
少なくとも「うわああああなんてことだ……!!」状態にはなっていたのでしょう。

だから何?っていうことですけどね。
結局はあの夜、壁にぶつかっていったのですから。


でも!
それを告発したことを叩かれる筋合いなどないのでは?
 というのが私の主な意見です。

「バラしたら契約違反」だと言われてましたが、そもそもその契約すら今はないじゃないですか。
このような不条理な出来事を告発するには、チームを離れてからでないと難しいもの。
だけどもう解雇されたんだし、嘘をつくわけでもないし、名誉棄損目的でもないんだし、別にバラしたって構わないんじゃ?なんて思ったのかもしれません。
思いっきり推測ですけど(笑)

「実際計画実行したんだから、泣き寝入りしとけば?」
という声も全世界から聞こえてきますが、必ずそうしなければならないわけでもないし。
せっかくオヤジは有名人なんだし(笑)
それにピケ子はああいう少々俺様&坊ちゃん精神を持つ子なので、あんな形で解雇されたら自分の中で気持ちに区切りをつけることも難しかったはず。
もうルノーともF1ともさよならだ!スッキリするんだ!という意味もあったのかな、と思いました。

それにこれを隠し続けてたら、また同じことがあったかもしれないでしょ。
私は、そんなF1は嫌です。

別に二人のドライバーが平等じゃなくてもいいけど、そこに在籍してるならポイントを稼がせてやってほしいんで。
すべて真実だったとフラビオ達が認めたわけではありませんが、ピケ子の主張は大いに有意義なことだったと思います。
ドライバーは人だよ。ゲームのコマじゃないよ。


……って、あれ、私かばいすぎてる?
ルノーとアロンソとピケ子だから、こう思ったわけではないですよ。
誰だろうと何処だろうと、絶対に同じことを思って、同じことをここに書きました。

本当はもっと大きな声で、俺は悪くないと言いたいでしょうねえ。
コメントに少しだけそんなニュアンスを含ませてましたが、まあ、わかります。
状況やら心情やらを考慮すれば、「そうなっても仕方ない」ことでした。私の中では。
(↑これは贔屓目ですね。)

だから、ピケ子さんには心からお疲れさまでしたと言いたい。
そしてご愁傷さまでした、とも言いたい。
もう忘れてしまいなさい。
アメリカでレースすることも考えてるんだっけ?
頑張れよ。応援してるよ。あんたのファンだからね。





ところで私はパット・シモンズのことを尊敬していたのですが、とっても悪あがきしてますね。
こういう人なんだな、と今にしてわかります……ちょっと悲しい。

「あの計画はすべてピケ子が提案してきました。私はそれをどうして受け入れてしまったんだろう」

とか言ってますけど、どう考えてもそれだけは信じられないわ……。

なぜピケ子が自分を犠牲にしなきゃならないの。
なぜピケ子が“ルノー撤退危機の状況”で、自ら空気読んでアロンソ優勝させなきゃならないの。
理由がなさすぎるよ(笑)




そんなわけで、クラッシュゲートについて初めて触れました。
やっぱり、どこか完全に中立的な観点では書けてないですね……。
見逃してやって下さい。

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